
転職39回って何してきたん? パート7
こんにちは、転職マスターのカナミんです。
今回はPC経験ゼロなのにWeb業界に行ったり、挫折の続く人生第2章。
「人生挫折だらけ」な人は、「挑戦してみたら案外どうにかなるかも」という気持ちを持ち帰ってもらえたら…と思います。
▼前回の転職体験談はこちら 続きを見る
カフェバイトの比較を5店舗した結果【転職体験談vol.6】
目次
- 人生挫折ばかりだけど、WEB業界×撮影に挑戦した体験談
- 人生で1番よかった、ゆるゆるな働き方
- 仕事が自然消滅、人生ゆるすぎの代償か - スタバでも人生挫折ばかりの体験談
- 大手web会社に入職しても、挫折ばかりの人生から抜け出せない体験談
- 人生初のWeb業界で挫折
- 部署がつぶれて人生挫折の体験を再び - 人生は挫折ばかり、飲食業で初めてぶっ倒れた体験談
- 簡単な短期バイトで余計に人生挫折ばかりになった体験談
- 最後に:人生が挫折ばかりでも、挑戦して体験をくり返すことで何かが見えてくる
もくじ
人生挫折ばかりだけど、WEB業界×撮影に挑戦した体験談

一度は腕の障害で挫折したパソコンの仕事、もう一度挑戦するのはハードルが高かった。
でも「やってみたい」という気持ちから、バリスタと掛け持ち=お試し感覚で「ストリートスナップを撮影してサイトに更新する」というレアバイトをはじめてみた。
・アルバイト
・時給1,000円
・シフト週1〜2日
・勤務期間3ヶ月
・スタッフは社長いれて3人
・写真撮影とWebサイトの更新
サイトは、10代後半〜20代前半の日本人女性のファッションをアジア各国に向けて発信するというもの。
内容と時給的に高倍率だったのに、なぜど素人の私が受かったのか。
「なんか、、他の人は違ったんだよね〜」
と社長。…面接なんてそんなもの。
自分と一緒に働きたいと思ってもらえるか、それが1番重要なんだってこと。おまけで私の趣味が一眼レフ撮影だっただけ。
そうしてありがたく採用されたこの仕事は駆け出しで、社長、美大生のバイト、私の3人と小規模。それがすごくちょうど良かった。
連絡や予定合わせるのも楽だし、社長がおいしいご飯をごちそうしてくれたり。
人生で1番よかった、ゆるゆるな働き方
今まで接客業でせっせと働いていたのが嘘のように、ゆるい………!!!
どこに撮影に行くかも、どれくらいの時間働くのかも自由。ただエクセルで管理すればOK。
あんまり良いスナップが撮れない日だって、お給料がもらえる。
「写真撮らせて頂けませんか?」
なんて声かけも、慣れたら余裕。無視されるのは最初は傷ついたけど、それも慣れる笑。そして意外とみんな撮らせてくれる。
Webにアップする作業も、未経験ながら慣れたら平気だった。なんだ、やればできるじゃん。
じゃあどうして辞めたのか?
仕事が自然消滅、人生ゆるすぎの代償か
「飲食店経営することにしてさ、今日はそこで料理長と打ち合わせなんだ。だから君たちも、今日はそこで作業しよう」
と社長に言われるがままについて行くアルバイト2人組。到着したのはGだらけの雑居ビル…。
「新卒栄養士だったよね、資格持ってるならメニュー開発してみない?」
またおいしい話が舞い降りてきて、断った。もう飲食は嫌だ、そのための掛け持ちバイト。
そして社長は飲食店の方が忙しくなりすぎて、スナップ撮影の方に手が回らなくなり、連絡もしなくなった。
私たちもゆるゆるやっていたので特に頑張ろうとせず、そのまま自然消滅した。
スタバでも人生挫折ばかりの体験談

メインとして働いていたスタバは大好きだったけど、道のりが長すぎて社員になれる気もしなければ、ずっと飲食で働くのももったいない気がしてきた。(>>正社員思考は思考停止な話)
大学4年生が就職で卒業するタイミングでもあり、「このままでいいのか」という気持ちがより強くなった。
周りがどんどん新卒入社していく中、私は何しているんだ? 自分はこの先何がしたいんだ? と前が見えなくなり、人生の挫折を味わう。
そして、バリスタという職はすごく楽しかったけど、違う道へ進んでみようと。
ただ、スターバックスは最高の職場でした。
-
-
なぜスタバのバイトは就職に有利?39回転職した【元店員が解説】
続きを見る
大手web会社に入職しても、挫折ばかりの人生から抜け出せない体験談

Web経験はほぼゼロなのでどこにも受からず。
しかも中途採用の未経験歓迎職はほぼ中小企業で、即戦力としてスキルを求められる。つまり「働いた経験はないけど、スキルのある人募集」と同然で、未経験スキル無しの入り口は狭くまた人生挫折。
「私には接客業しかないのだろうか…。」
そう思ったけど、やっぱり変わりたい。
正社員がダメならと、バイト枠で応募してみたらすんなり面接へ。
そして割とすんなり受かってしまったのが、今じゃ生活に欠かせない緑の通信アプリの会社。
人生初のWeb業界で挫折
配属されたのは、ガールズメディアのサイト運営とライターポジション。
ポイント
・アルバイト
・時給1,000円
・シフト週5日
・勤務期間約1年
・部署3人
・Webサイトの運営・ライティング
まず最初にびっくりしたことは、モニターとノートPCの2台使いなこと。隣の先輩は高速のタッチタイピング。
「これはあかん」と早速人生の挫折感を味わうPC初心者。
なぜこんなところに入社してしまったのだろうと後悔からはじまる初日。逃げたい逃げたい逃げたい……!
簡単なSNS投稿からライティングスタート。未経験すぎて先輩に怒られる日々。
なんだか振り出しに戻った感…。未経験不慣れしんどい。。。
でもここではじめて、「文章を書くおもしろさ」を仕事として得たのだった。
私のライターとしての生きる道を作ってくれたのは、逃げたかった初日から逃げなかった私のおかげだった。
部署がつぶれて人生挫折の体験を再び
仕事はとても楽しかった。プレゼント対応や、芸能人のインタビューにも携われたり。何より自由にトイレ行けたり休憩とれるだけでも感動したし、無料の朝食がおいしすぎて早く会社に行くほどだったり←。
そんなハッピーなタイミングでまさかの「サイトの閉鎖」。
つまり、部署が潰れたのだ。
サイトは順調だったけど、女性編集長から男性編集長に変わったからか、ガールズメディアを特化しては運用しないことに。。
ストリートスナップが急にストップしたのと状況は同じ。上がやらないと言ったら、やらないのだ。部下に権限はない…。
元々接客に比べたら向いていると思えなかったWeb業界、このタイミングで退職を決意。
ついでにクセになってる腕の状態も兼ねて疲れていたので、接客業に戻った。
人生は挫折ばかり、飲食業で初めてぶっ倒れた体験談

飲食をやるなら「将来、個人の店舗だしたい」との思いが密かにあったので、当時ハマっていたクラフトビールの専門店で働いてみた。
ポイント
・正社員
・月給27万円
・シフト週5日
・勤務期間1週間
・中小企業
・ホールスタッフ
スタッフにもお客さんにも恵まれたけど、人気店で忙しすぎて楽しいより忙しい。。
ランチ営業もしていて、通常シフトが9時〜24時=15時間労働+動きっぱなしなのがキツく、週5連続勤務したらぶっ倒れた。
高熱が出て、なんと2週間寝込みました。3kg痩せたのは超ラッキーだったけど笑。
たった1週間で、私はこの結論に至った。
「飲食で個人店出すのはきつい辞めよ。」
個人店なら自分の好きなようにゆる〜くできるけど、飲食自体がきついな〜と痛感。
その時は、夢がひとつ崩れた衝撃が強かった。
辞めると店長に伝えたら、「辛かったらシフト調整しようか?」など提案してくれてうれしかったのだけど、切れた糸を修復できなかった。
というか、辞めると決めたら辞める。前に進みたいし、気を遣わせるのも申し訳ない。
さぁ、次は何をしよう。(基本決めてない)
簡単な短期バイトで余計に人生挫折ばかりになった体験談

次なにしたいかなんて決まらなかったので、とりあえず一度は働いてみたかった「オクトーバーフェスト」の短期バイトをしてみた。
ポイント
・短期派遣
・日給1万円くらい
・イベント期間中5日勤務
・施工、サーバー、調理全般
後悔したのは、まず大学生しかいないこと。24歳でアウェイだなと思ったほど大学生のウェイ感が強い。
そして、施工業務がとてつもなく辛いということ…!!!これだけは2度とやりたくないw
テントやブースを組み立てたり、ビールの樽運んだり…。病み上がりなのになにしてんだ。笑
外国人のお客さんに英語でグラスデポジットをうまく伝えられず怒られたのが私の青春笑。
オクフェスで働くこと自体は楽しかったけど、ただお金もらえただけで、何にもならないバイトだった。楽しかったけど、心の底から楽しいとかではない。また人生一時停止かぁ。
で、これからどうする24歳。
最後に:人生が挫折ばかりでも、挑戦して体験をくり返すことで何かが見えてくる

以上4つの仕事を通して、ただ挫折してばかりの負け組な人生だと当時は思っていた。
けど、これらの経験が間違いなく「自分がどう働いていきたいか」というのを1番に導いてくれたのだ。
世間的にみたらダメダメかもしれないけど、自分が幸せに働ける道を見つけられるなら、人生挫折しまくっても良いじゃないかと。そう思えるようになったのは、だいぶ後のこと。
だからこの後の私は、「安定」というものに着目する。
安定なんて意味はないのに…。
-
-
【残念】正社員にこだわることに未来はない。転職で今やるべきこと
続きを見る
そして安定を求めて、医療業界に未経験ながらに突進してまた挫折していくのであった…。(つづき)
-
-
職場の人間関係、女性社会で孤立したら終わり【転職体験談vol.8】
続きを見る
その他記事は、下からどうぞ。
*カナミ