
こんにちは、転職マスターカナミんです。
転職体験談、第6章。約半分進みました!
前回のストーリーはこちら↓↓
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「仕事、何をしたらいいかわからないや」【転職体験談vol.5】
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今回はカフェで働きまくります。
この記事を読んでわかることはこちら。
- 体験によるスタバとタリーズとその他カフェの比較
- 同じ職種に転職すると比較をしがち
- 比較をするせいでまた退職を繰り返す
カフェで働いてみたい方、バリスタがどんな感じか気になる方、必見です。
結論、スタバがおすすめ。
目次
- カフェでバリスタに転職したくなる22歳
1-1. なぜスタバを選んだのか?
- 突然、右腕のせいでスタバが本命になる
2-1. 重なる“右腕”問題
- スタバのバイトをフルタイムで、バリスタに転職
- おしゃれなカフェに転職し、スタバと比較
4-1. 実はパンケーキ屋で働きたかった…
- バリスタとして転職したはずなのに違う。またスタバと比較
- 懲りずにタリーズコーヒーに転職し、スタバとの比較
- タリーズと比較してはスタバに戻ってバリスタを極めるのか
- 最後に:比較したくないのに比較をしてしまう、だからバリスタに終止符を
カフェでバリスタに転職したくなる22歳
前回の体験談より、「ドリンク作るのって楽しい」と思ったコーヒーラウンドしていた私。
「カフェで働きたい」
そう思ったけど、なんだかんだ現実思考だった私は「パソコンのスキルを磨いて、転職先を広げたい」とざっくり思っていた。
そうして職業訓練校の「word&Excel基礎講座」なるものを受講。
職業訓練校とは就職をサポートしてくれる無料(だけど条件の厳しい)もの。…これについてはまた別途記事でお話します。
そんな職業訓練校、週20時間未満ならバイトができるのです。だから私は、興味のあったバリスタをやるために「スタバ」を選んで働いてみることに。
なぜスタバを選んだのか?
理由は単純で、職業訓練校から通える場所、条件の週20時間未満シフトでも大丈夫だったから。そして、コーヒーは苦手だけどフラペチーノは大好きだったから。
そう、そこまでスタバに対して熱い思いはなかった。
他にも、ドトールやサンマルクもあったし…。
だけどこのスタバという選択が、後に自分の人生を大きく動かすことに。
突然、右腕のせいでスタバが本命になる
職業訓練校に通いはじめて1〜2週間ほど。右手・右腕に違和感をおぼえる。
パソコン初心者コースのため、フカフカのキーボードをひたすた打ち込むのが多かった初期。だから、この違和感も入力のしすぎで仕方ないものなんだと思っていました。
しかし、違和感は痛み、だるさに変わっていき、グーパーもし辛い。。さすがにおかしいな、と思い病院に行って先生の一言、
「このまま右腕を同じように使い続けると、もっと悪化しますよ」
重なる“右腕”問題
右手首はすでに栄養士時代の名残りで腱鞘炎だし、そこにも紐づいて分かっていたこと、
「キミ、クセになりやすいタイプだねぇ」
……ですよね。多分私の右腕、怠惰なんだと思う。笑
とりあえず診断書には「コンパートメント症候群」と書いてあった。数年経った今でも、右腕を休ませながら使わないとすぐにだるくなって、動かし辛い。
クセ=治らないものだな、と純粋に受け止めた。
ただでさえ苦手意識のあるパソコンで、右腕に障害。
私は職業訓練校を卒業せずに、資格なども1つも取らずに辞めた。
スタバのバイトをフルタイムで、バリスタに転職
スタバは続けたかった。スタバも腱鞘炎になるので有名だけど、やることはドリンク作成以外もあるし、がんばりたかった。
・アルバイト
・電車で10分
・時給800円
・バリスタ
・シフト週4〜5日
・勤務期間約1年間
・スタッフは10代後半〜40代
そんなスタバがスタートで本当に良かった。
コーヒーの知識、接客の大切さなど、全部丁寧に、そして的確に教えてくれた。
大変なことが殆どだったけど、身になることしかなかった。
正社員も目指してみたくなった。
けど。
道のりは長く、先行きは果てしなく曇り。
手っ取り早く正社員として「おしゃれなカフェで働く」ということに興味を持ち始める。
単純にバリスタにハマったのだ。ラテハートくらいならできるようになったり、コーヒーに対する苦手意識ももちろん消えた。
バリスタという職に「好き」という気持ちが。
スタバだっておしゃれだけど、もう少し「原宿にありそうなカフェ」で働きたくなって行動に移す。
…やっぱり私、原宿が頭から離れないのだな。笑
おしゃれなカフェに転職して、スタバと比較
おしゃれなチョコレート専門店に転職しました。
・正社員
・電車で45分
・月給20万円
・バリスタ・ホール・キッチン
・シフト週5日
・勤務期間3ヶ月
・スタッフは10代後半〜40代
チョコレート専門店と言っても、チョコレートドリンクやチョコフードなども揃える、イスラエル出身の一時期大行列だったお店。
スタバの経験値がかなり役に立ち、入社1ヶ月くらいにはレジ、バー、キッチン、物販紹介の全てを担当することができるくらいには成長した。
食べ◯グの口コミで私のことを褒めて書いてくださる方もいたり、本当にうれしかった。
ただ、流行りのお店だけあって正直接客レベルは低め。それを指導するスタイル自体がそもそも存在しなかった。
社員も良い人もいれば、サボってこちらに押し付ける嫌な人もいて。
それを気にしなければ良かったけど、「スタバの接客経験」があまりにも大きすぎて、気にせざるを得ない。
スタバは、何より接客に力を入れている会社。そこで約1年間働いていたため、どうしても比較してしまうのだ。
ただ一つだけ、このお店には希望があった。
実はパンケーキ屋で働きたかった…
ここの系列のパンケーキ屋が好きすぎて、このチョコレート屋に入社したのが1番の理由だった。
ここで3ヶ月働いてみて、好きなところなら頑張れるかもと、移動をお願いした。
そうして上司から言われた言葉は。
「あなた、そっちに行きたいって、失礼じゃないですか。大枠は一緒でも、別会社にあたるので対応できません」
……辞めました。(できる子だったのにね←)

バリスタとして転職したはずなのに違う。またスタバと比較
次もまた、おしゃれなカフェに就職。三次面接まであって、飲食にしては長かった…。
そうしてまたも、希望店舗からはずれて、カップケーキ専門店で働くことに。
・正社員
・電車で1時間
・月給20万円
・ホール
・シフト週5日
・勤務期間3日
・スタッフは10代後半〜30代前半
バリスタが希望だったこともあり、そもそもバリスタというポジションはこの店舗に存在するのか?というところからスタート。
………まさかの無し。面接での希望は通っておらず、当たり前のように人員不足の店舗への配属だった。
更に入社して1番感じたことは、ここの人たちは普通に店内で言い争う。
……これだから女の世界は。笑
そんな環境は嫌すぎた。楽しくもなんもなかった。バリスタもできないし。
またもスタバと比較。同じ飲食店なのに、ここまで差が出る?接客をする姿勢があるとは思えなかった。
多く語ることは何もない、3日で辞めましたので…。
三次面接まで真夏の炎天下頑張ったけど、無駄な努力だったように思えるほど。
懲りずにタリーズコーヒーに転職し、スタバとの比較
タリーズコーヒーに正社員として入社。
・正社員
・電車で1時間
・月給20万円
・バリスタ
・シフト週5日
・勤務期間3ヶ月
・スタッフは10代後半〜30代前半
フランチャイズだけどスタバと同様にシアトル出身のコーヒーチェーン店。
スタバと流れはほぼ同じため問題なく、割と早く業務は飲み込めた。
コーヒーに至っては、個人の意見だがスタバよりおいしい。
…けど、なぜ辞めたのか。。
それは、「スタバを目標にしていた」からだ。
だからこそスタバ出身の私に期待されている部分もあったけれど、そうじゃなくて。
スタバとタリーズは別なのに、スタバを目標としていた部分がどうしても馴染めず…。(目指しているのはフランチャイズだったからかもしれませんが)
そして「私はなぜ、辞めたところを目標にしているのだろう?」とよくわからなくなった。
お客様はお客様で、「フラペチーノください」なんて言ってくる(タリーズはスワークルという名前)。
いてもたってもいられなくなって、私はまた別の店舗のスタバに戻るのであった。
タリーズと比較してはスタバに戻ってバリスタを極めるのか
タリーズも大好きなコーヒーチェーン店。
それで比較をしてスタバに戻ったくせに、また私はスタバで複雑にいろんな思いをする。
・アルバイト
・電車で25分(引っ越した)
・時給1,000円
・バリスタ
・シフト週4〜5日
・勤務期間約1年間
・スタッフは10代後半〜50代
結果良かったけど、「戻る」ということはしてはならないのかな、と思った。
というのも、あまりにも「レベルの高い店舗」に入ってしまって別次元だったからだ。
そりゃそうだ。募集している店舗の中から「最も接客に感動した店舗」を自ら選んだのだから。
そのため、ここの店舗はかなーーーり厳しかった。
店舗自体に目標が1ヶ月ごとだかに3つ掲げられ、スタッフはスタッフで毎日それに沿った目標とか、個人の目標を書き上げる。
出勤前にリーダー的存在の人とそれについてどうしたら達成できるか話し合う。
退勤前に、達成レベルのフィードバック。
……具体的な流れなどは最初の舗目も含めてスタバの別記事を作ることにするけど、とにかく凄まじかったのだ。
成長できない人がいるわけがない。
スタッフ全員、陰で頑張ってるから。だからこそ、どこの店舗よりもキラキラしてたのではと思う。
その証拠に、リザーブコーヒーという特別なコーヒーを1日200杯以上売り上げ、世界一の杯数を記録したのだ。
ここで正社員をもちろん目指していたが、そんなの無理だと強く思った。
「この店舗で、これ以上を目指すには、相当な時間と努力が必要…」
前の店舗とのギャップに泣くこともあった。それくらい、厳しかった。
そして、その分大きく成長した。
忙しかったけどここでは掛け持ちで「ストリートスナップ撮影・編集」のバイトもしていて、それがまた新たな転機となる。
最後に:比較したくないけど比較してしまう、だからバリスタに終止符を
バリスタという仕事はすごく好きです。
最初に話した通り、パソコン業務ではなくても腕がだるくて重くて痛む、そんなことも多々あったけど、何よりバリスタが楽しくて。
スタバがとても居心地が良かったから、厳しくてもがんばれて。
「正社員」にこだわったせいで他のカフェへの転職は比較して失敗したし、スタバだってそれを目標にしなければ良かったと思う。
昔の私は、まだそれに気づけなかった。何の価値があるのかわからない、正社員というものに縛り付けられた思考。
今となれば、正社員だとか雇用形態はなんだっていい。やりたいことがあるなら、そんなの関係ないのだなと、強く思う。
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最後に、私はスタバもタリーズもどちらも大好きです。
次回は、私が一気に方向転換して、1度挫折したパソコンを使う職業に挑戦する話へ。
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