こんにちは、カナミです。前回、大変だった保育園での新卒栄養士をなんとか退職(以下の記事参照)。
>>【限界】栄養士の仕事が辛いなら転職するべき?【転職体験談vol.3】
そして憧れだったアパレル業界へ参入…するも、3店舗も転々とし、最終的にトータル3〜4ヶ月ほどでアパレル業界から離れました。
その後はバリスタをしたり、現在はWebライターとして働いています。
アパレル時代のことについて、以下のことについて語っていきます。
この記事でわかること
- アパレル業界の仕事が辛い原因
- アパレルは女社会でしんどい
- アパレル店員は華やかに見えるが苦労多し
- 全てはお店次第でメリットもある
アパレル店員をおすすめできるかどうかは、完全に入社するお店次第です。
アパレル店員バイトの現実やおすすめの人・そうでない人、異業種の転職の仕方についてお話ししていきます。
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アパレル店員のバイトや正社員はきつい【体験談】
高校3年生の頃から、憧れていたアパレル業へ。
アパレル店員といっても、服のジャンルが違えば店員も180度違いますが、こんな幻想を抱いていませんか?
- アパレル店員は華やかで楽しい
- 自由におしゃれができる
- お客さんと楽しく会話 …など
私も「アパレル店員=華やか」と思っていましたが、全然そんなことありませんでした。
アパレル店員として3店舗でバイトや正社員をしてきた内側を、順に暴露しちゃいます。
①アパレル店員のバイトはお金が貯まらなくてきつい
都心の商業施設のアパレル店員へ。
・アルバイト
・時給930円
・社割70%
・勤務期間1ヶ月
・スタッフは20代〜30代前半
・女の世界度★★★★☆
アパレル店員のほとんどがアルバイトのため、週5日/8時間のフルタイム勤務なら「契約社員」とよんでいました。
接客経験はあるけど、誰もいないのに「いらっしゃいませぇぇ〜↑↑」と呼び込むなしさを感じつつ、初出勤。
飲食店とは違い、お客様がいなくても「いらっしゃいませ〜」と言わなくてはならない(多分商業施設なので)
その調子でお客様にお声かけしていった結果……なんと! 初日で売り上げ1位を獲得\(^o^)/
商業施設内でも売り上げ上位を争っていた店舗なので、先輩がいる中ちょっぴりすごい(新人なので声かけに専念していたというのも一理あり)。ああ転職して良かった……!
…でも、すぐにアパレル店員を辞めました。1店舗目で学んだ、3つのきついことをご紹介します。
歩くマネキンとしての出費が多い
アパレル店員といえば、「歩くマネキン」。つまり、働くお店の服を社割で購入しなければなりません。
店頭から購入した服の在庫がなくなったら、また新しい服を購入しなければならず、お金が貯まらない…。
しかも、歩くマネキンの効果は絶大。自分の着ている服がすぐに売り切れるから、在庫基準で購入したり服選びが全く楽しくない。
時給1,000円未満だと特に、服を購入し続けるのはかなり痛い出費です。
社割が良くても服を購入し続けるのがしんどい訳
社割で商品が70%オフなのはいい方でしたが、その会社の洋服が「大好き!」でないとつらくなります。
アパレルのバイトは基本的に低時給なので、社割が良くても金銭的にきつい。
それなのに、社員証で洋服に針を通すから、私服で着るには穴が目立ち使えないことも。。
アパレル店員の一人暮らしはきつい
アパレル店員×一人暮らしは基本的にお金が貯まらないので、かなりきついです。
月給は手取り約13万円−家賃7万円−固定費=残り3〜5万円。ここから食費なども引かれ、ギリギリ生きていけるラインでした。
もちろん貯金はできないし、働いても全てのお金が消えていくことに恐怖を覚えて、退職しました。。。
私のためにお店に来てくれるお客様もいてうれしかったけど、金銭的理由で1店舗目は退職。
一人暮らしでアパレルをするなら、せめて安くても時給1,000円以上、東京なら1,400円以上がおすすめ。
アパレル派遣ナビは時給1,400円以上の求人も多いので、ぜひチェックしてみてください!
徐々にアパレルの現実の辛さを知っていく…。
②アパレル店員の人間関係がきつい
アパレル店員をやるなら、お給料は高くなきゃやってられないとわかり、次は正社員として働くことに。
・正社員
・月給20万円
・社割40%
・勤務期間2ヶ月
・スタッフは20代〜30代前半
・女の世界度★★★★★
また商業施設で働いてました。(商業施設内のお店は基本的に福利厚生がしっかりしているので選びがちでした)
場所柄落ち着いたお客さんが多く、ゆったり接客できると思ったら、圧倒的人手不足。
夏のセールにさしかかり、押し寄せてくる人の波で店内崩壊。
しかもすぐに売れるもんだから、「これの◯サイズは…」「これの新しいのは…」「これの色違いは…」と、一気に数人から質問の嵐でもはや記憶ゲーム。
きついモンスター店長や社員
超モンスター店長だった。普通に店頭で怒鳴るし、力技をしてきたり…お客様がみている前で絶対やってはダメなやつ。
「普通に言えばいいこと」を、「怒って言う」タイプの人。女性だけの社会って、ギスギスしてしまう職場が多い。
>>【人間関係】女性の職場で孤立したら終わり【転職体験談vol.8】
これを防ぐ方法は、単純に運でしかない。
社内ルールがきついと自由なファッションができない
三つ編みはNGだけど、編み込みをしなくてはいけないという謎のルールにも疲れていた。
編み込みが苦手すぎて、通常より1時間前に起きていたのは伝説。
アパレルって、もっと自分のファッションを自由に発信できるものだと思っていたのだ。でも、そうでもない。
お客じゃないので、当然店員となると100%職場に染まらなくてはならない。そんなわけで、全てが嫌になり辞めたのです。
③セール期間は喉痛いし体力的にもきつい
「給料で選ぶものではない、じゃあ何?」と、一旦原点を振り返り、大好きな原宿でバイトをすることに。
・アルバイト
・時給950円
・社割50%
・シフト週5日
・勤務期間1ヶ月
・スタッフは20代〜30代前半
・女の世界度★★★☆☆
「給料じゃない」と思ったものの、やってみたかった古着屋は求人数も少ない上に、「安定した求人」がなくて諦めました。
>>【残念】正社員にこだわることに未来はない。転職で今やるべきこと
結局、「安定」と思って商業施設のアパレル店員として働くことに。
しかし、思いっきり「サマーセールのタイミング」に入社した私はアホだったかもしれない。
アパレル店員は肉体労働できつい、セール期間は地獄
夏のセールは地獄。人が多いとかの次元じゃない。
もちろん新人だから毎日声出し、ガッラガラのハスキーボイスで、「ただいまタイムセール中でえ〜〜〜す!」ってめっちゃ歌いながら叫んでました笑。
そして喉は潰れ、1ヶ月以上も自分の本当の声を聞いたことはなかったです。
服もすぐ売れるから、走り回って補充の嵐。
日常の立ちっぱなし業務もきついし、服の入った段ボールを持ち上げるのもしんどい…!
髪の毛の色すら指定される
アパレル1本の給料ではやっていけないと学んだので、パチ屋と掛け持ちをしていたのです。(当時パチ屋の時給1,400円)
でもパチ屋は厳しいところが多く、基本黒髪かそれに近い茶髪じゃなきゃダメだから暗い髪色だったのですが…
「あ、金髪にしてきて」「金髪の方が原宿っぽいし、夏だしね〜」…とアパレルの店長に言われる/(^o^)\
でもアパレルの方が大事だったのでパチ屋をあっさり辞めて金髪に←(社畜☆)
ダブルカラー高いな…もちろん自腹。アパレル店員の私にとっては貴重なお金よ。。
お金は必要だけど、金髪となるとできる掛け持ちバイトも限られる。。それでいて高時給、週1〜2日で夜も働ける職種といったら…
アパレル店員×ガールズバー
お金が稼げればどうでも良かった。
・アルバイト
・時給1,300円
・バーテンダー
・シフト週1〜2日
・20時〜翌朝5時
・勤務期間2週間
・スタッフは20代
・女の世界度★★★★★
研修なんてものは存在せず、注文されたお酒をレシピから探す→ボトル探す→超時間かけて作る→お客に文句言われる笑。
そんなことより、つまらなかった。やりたい仕事ではないので。来る人のほとんどが下ネタばかり。そのためパチンコの話に誘導していた笑。
2週間で辞めた、逆に耐えた。初めて深夜から朝方までの勤務だったけど、「これはきつい」というのも学んだ。
やりたい仕事でなければ、絶対に続かない。
アパレル店員に向いている人の条件
華やかなイメージのアパレルだったけど、「金銭面」や「人間関係がきつい」とわかって、退職。
憧れだったアパレル店員にせっかくなれたけど、働いたことでファッションとかどうでもよくなってしまった。
好きを仕事にすると、嫌いになることもある。だから、好きなことを仕事にしても続かないかもしれない。
アパレル店員として、成功できる秘訣は以下。
・一人暮らし以外
・副収入や貯金がある
・誰とでも仲良くできる
・大声出しても声が枯れない
・お客さんに無視されても平気
・ファッションに強いこだわりがない
これらの条件を揃えていれば、アパレル店員として働くのが楽しいはず。
アパレル店員も、デメリットばかりではありません。気の合う同僚、自分の好きなファッションができる、お客さんとの会話が楽しいなど、就職するお店によって違います。
まずは求人を見て、どんな感じなのかチェックするのがおすすめです。
まとめ:アパレル店員のバイトはきついけど経験は財産となる
1番大事なことは、「やりたかった仕事に就けた」ということだ。
きっとやりもしなかったら、今頃アパレル店員やっておけば良かったなぁと後悔していたに違いない。
やってみたから、お客様が会いにきてくれる嬉しさ、提案したコーデを一式買ってくれるやりがいとかを感じることができた。
もし、興味はあるのに「アパレル店員はきつそう」と躊躇っている人がいるとしたら、とりあえずやってみてほしいです。
それなら、まずは無料で自己分析診断をするのがおすすめ。アパレル以外になにが向いているのかがわかります!
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その後は、転職エージェントに相談するのがおすすめ。
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