ワーホリ&留学生は必須の、トロントの交通機関「TTC」の乗り方や特徴などについてご紹介します!
この記事でわかること
- トロントTTCの乗り方
- トロントTTCの料金やマンスリーパス
- TTCの地下鉄・ストリートカー・バスのメリットデメリット
この記事を読むことで、TTCの疑問は全て解決します◎
家探しや学校探しをする際も、どのTTCを使うかでだいぶ留学生活が変わってくるので、参考にしてくださいね。
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トロントのTTCとは、地下鉄・バス・路面電車の運営会社名
TTCとは「Toronto Transit Commission」という会社の名前の略称で、「地下鉄」「路面電車」「バス」の3つは全てTTCと呼びます。山手線や京浜東北線=JRであるのと同じですね。
そんなTTCの種類は大きく分けて3種類。
- 路面電車 → ストリートカー
- 地下鉄 → サブウェイ
- バス → バス(だよね)
トロントでは主にこれらを使って移動することになります。
TTCの路線図|トロントの東西南北を網羅している
こちらがトロントTTCの路線図で、赤色がストリートカー、それ以外が地下鉄(サブウェイ)です。
ダウンタウンの場所は、地下鉄グリーンラインより下のイエローラインのU字の部分で、この辺りはストリートカーも多く通っていてとても便利。
ただ、バス以外交通手段のない場所に住むと、冬は雪でTTC全体が大幅な遅延をしたりするので、1番被害の少ない地下鉄が安心です。
そんなTTCの料金や乗り方、メリットデメリットについて、次の章から解説していきます!
トロントTTCの乗り方と料金について
TTCの良いところは、一律料金ということ。端から端の駅に行っても同じ値段。
また、バスからサブウェイなど、同じTTC間で2時間以内の乗り換えであれば追加料金は不要!
トロントのTTC乗車に必要な料金やアイテムがこちら。
- 現金:3ドル25セント(お釣りはなし)
- PRESTOカード:チャージ式(一律3ドル/1回、カード本体価格は6ドル)
現金は、そのまま係員の目の前のBOXにIN。
PRESTOカードは、チャージしてSuicaのように使用します。
次に、TTCの料金とプレストカードについて掘り下げていきます。
現金での料金支払いとトランスファー
3ドル25セントをBOXに入れたら、そのまま改札をスルーしてTTCに乗れます。
現金で料金を支払いするときは、必ず乗り換え時にトランスファーチケットをGETすること!
地下鉄+乗り換えでバス(2時間以内)=3ドル25セントのところ、トランスファーチケットがないと通常料金が加算されて2倍の6ドル50セントになってしまいます。
もらえる場所はこちら。
・サブウェイ→改札付近の赤い発券機
・ストリートカー→真ん中の車両あたり
・バス→運転手に声をかけてもらう
再度TTCを利用したいときは、係の人に提示をすればOK。
PRESTOカードは、カード内に記憶されてるのでトランスファーチケットは不要です。乗り換えの際には、ピッとかざすだけ◎
プレストカード(PRESTO card)
(参考:PRESTOカードの買い方)
PRESTOカードの購入は、駅にある自動発券機で簡単に購入ができます◎ 画面の案内に従って購入したり、チャージをするだけ。
プレストカードの定期購入タイプは2種類。
- 12-マンスリーパス:1年契約で割引料金にて購入可能
- マンスリーパス:月ごとに購入。(大体みんなコレ)
PRESTOカードのマンスリーパスは1ヶ月間の定期購入ができますが、何日に買ってもスタートは月初からなので注意!
月末か月初に必ず購入しておきましょう!
【例】1月5日に今月分のPRESTOカード購入→開始日は1月1日から
購入が遅ければ遅いほど損してしまうので、今月はどれくらいTTCに乗るのか、計算してからの購入がおすすめ。
(参考:PRESTOカードの使い方)
※トークンは2019年に販売終了。PRESTOカードか現金でTTCを利用しましょう!
PRESTOカードは、TTC以外のトロント市内の別会社でも使用できちゃう便利なカード(2019年に経験)。日本でいうPASMOなどと同じ仕組みです。
現金だと面倒な上に損もしちゃうので、留学・ワーホリ中は楽で安いPRESTOカード一択です。
お次は、それぞれのTTCの特徴や、メリットとデメリットをご紹介します!
トロントTTC①:サブウェイ
トロントで地下鉄はサブウェイと呼びます。
他の国で「I wanna go to subway.」なんて言ったら、サンドイッチのサブウェイの場所を紹介されるので気をつけてくださいね!笑
地下鉄と言っても地上に出るし、ホームが地上のところもあります。
サブウェイのメリット
以下の順に、サブウェイのメリットを簡単に紹介していきます。
メリット
- 空いてる
- Wi-Fiがある
- 大幅遅延は少なめ
- 天候の影響少なめ
- コンスタントに電車がくる
- 駅内は屋根がついてるのであったかい
1.空いてる
日本の満員電車が嘘のように、トロントのサブウェイは空いています笑。
ワーホリ期間中に、ラッシュの時間帯も満員電車に乗ったことがない上に、それ以外の時間は大体座れました。
2.Wi-Fiがある
地下鉄内では全然ネットに繋がりません。無料のWi-Fiがあるのは助かりますね。
3.大幅遅延は少なめ
ストリートカーやバスはちょっとでも道が混雑するとめーっちゃ遅れます…。
それに比べたら、サブウェイの遅延はほぼないと言ってもOK。
4.天候の影響少なめ
地上に出る場所はあるけれど、ずーっと外を走っている他2つに比べたら、全然マシでした!
5.コンスタントに電車がくる
山手線が3分に一本くるのと同じように、コンスタントに来ている感覚。
10分以上待っても来ない!ということは、意外と少なかったです。ただ時刻表がないので、そのうち時間は気にしなくなります笑。
6.駅内は屋根がついてるのであったかい
冬の長い雪国トロントでは、1番の重要項目かもしれません。
−20度にもなる真冬に外でTTCを待つなんて…それだけで凍えて雪だるまに。しかも大幅に遅延するので笑。真冬に焦点を当てて行動するのがベター。
>>カナダワーホリでバイト6件経験した話【転職体験談vol.10】
サブウェイのデメリット
次に、サブウェイのデメリットを紹介していきます。
デメリット
- Wi-Fiにつながらない
- サブウェイで行ける場所が限られている
1.Wi-Fiがつながらない
せっかくWi-Fiあるのに繋がらず、メリットでありデメリットなんです(2019年度)。
今は改善されていることを願います!…が、トロントはどこのフリーWi-Fiもつながりにくい…笑。
2.サブウェイで行ける場所が限られている
最初で出したMAPの通り、サブウェイは基本的にざっくり東西南北しか走っていません。
そのため、ダウンタウン以外はバスやストリートカーを経由することも多いので、サブウェイだけで目的地にたどり着けるのは意外と少ないです。
特にサブウェイ徒歩圏内×低賃金の家が本当に少ないので、そういった物件を見つけたらすぐにおさえておくのがおすすめ。
トロントTTC②:ストリートカー
ストリートカーは揺れるものかと思っていましたが、意外とそうでもない!
車酔いしてしまう私ですが、ストリートカーは大丈夫でした◎
ストリートカーのメリット
ストリートカーのメリットを、以下の順に紹介します。
メリット
- 空いてる
- ネットが繋がる
- 景色が楽しい&気持ちいい
1.空いてる
広いからか、比較的空いています! チャイナタウン周辺の510ストリートカーだけはいつも混んでいました。。
2.ネットが繋がる
ネットに繋がるのは、すごくありがたいです!
例えば、行き先を調べたい時なんかにサブウェイではネットが繋がらなくて不便だったりするので…!
>>【体験談】カナダでSIMフリースマホ契約に失敗【おすすめ紹介】
3.景色が楽しい&気持ちいい
バスからの景色もいいのですが、揺れの少ないストリートカーからゆったりと眺める景色は最高です。
ストリートカーのデメリット
次に、ストリートカーのデメリットを紹介します。
デメリット
- 全然来ない
- 乗車の難易度が高め
1.全然来ない
遅すぎる笑。交通渋滞にハマりがち。サブウェイで30分で行ける場所がストリートカーだと1時間以上…なんてことは日常茶飯事。
また、屋根付きではない停留所も多いので、折り畳み傘が手放せません。
2.乗車の難易度が高め
停留所が道の真ん中にあったり、歩道に停留所があるのに車道の真ん中で停留して素通りされたり…笑。
逆に渋滞しているときは、停留所の手前でも外付けの丸いボタンを押せば乗車できました。
トロントTTC③:バス
トロントは、徒歩5〜10分間隔でバス停にたどり着けるほど、バス文化です。
バスはどこにでも行けるのが良いですね〜。
バスのメリット
バスのメリットを、以下の順に紹介します。
メリット
- 車内の一体感
- ネットが繋がる
- バス停が多い
1.車内の一体感
これを味わえるのは、バスが多いです。
面識のない乗客同士や、運転手との他愛の無い会話、小学生グループの元気な会話…。
バスはローカル感が強めで、すごくあたたかい。そして、みんな会話がだいすき!
2.ネットが繋がる
ストリートカー同様。これに限ってはサブウェイがミジンコに思えます。
ネットの重要性がわかる、こちらの記事も参考にしてみてください。↓
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【体験談】カナダ留学でSIMフリースマホ契約に失敗【おすすめ紹介】
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3.バス停が多い
トロントの真冬の厳しさだと、10分以上先のバス停に行くのも困難なことから、バス停が多いのだそう。
そのため家の近くには、基本的にバス停あり。
バスのデメリット
次に、バスのデメリットを紹介していきます。
デメリット
- 揺れすぎる
- バスによってはすごい混んでいる
- 全然来ないし、たまにバスの神隠しがおきる
1.揺れすぎる
日本のバスと大きな差はないかなーと思いましたが、比べるとより揺れる気が…。バスで体幹が鍛えらます。
2.バスによってはすごい混んでいる
サブウェイやストリートカーでも言えることかもしれませんが、特にバスは混雑します。
ついでに、バス車内は汚いことが多いです。
3)全然来ないのにバス停に屋根ない
天井のないバス停で雨に打たれながら、20分〜待つのはよくあること。
その上、バスは神隠しがおきる。アプリ等で時刻や所在地などを随時把握できますが、急にバスのGPSが消える現象が多く来ない。
とりあえずバスは遅延するものと思っておくと気が楽になります。
トロントのバスの時刻がわかる神アプリ
Rocketmanというバスに特化した無料アプリ。
バス停や、次のバスが約何分後に来るのかを教えてれるので、Googleマップよりおすすめです!
まとめ:TTCの乗り方や料金を把握してワーホリを充実させよう
それぞれTTCの乗り方などについて解説していきましたが、プレストカードさえ手に入れれば問題なし。
交通機関は、バイト先や学校よりも住む家を中心にして選ぶべきです。
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だからTTCの特徴を最初から知っているだけで、ワーホリが有利な気がします笑。
以下の記事もワーホリで重要なので、必ずチェックしておきましょう◎
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