



実際に通ってみて、以下について詳しく解説します。
- 語学学校に行かないでいい理由
- 語学学校に行くべき人は
- 語学学校で英語は上達するのか
- 英語力ゼロでの語学学校生活は?
- 語学学校のメリットデメリット
- 語学学校の選び方
に焦点を当てつつ、2019年に3ヶ月間カナダの語学学校に通った体験談とともにお話します。
語学学校に行くか迷っている人は必読です!
目次
- 【発見】ワーホリで語学学校に行かなくていい人と、行くべき人とは?
- ワーホリで語学学校に行かないでいいか判断するには、まず比較から
- ワーホリで語学学校は行かなくていいと思ったデメリット
2-1.語学学校の1クラスに対する日本人比率の高さ
2-2.語学学校のアクティビティは必要ない
2-3.遊びに来た大学生生徒が多い
2-4.クラスを上げてくれない
2-5.教科書代が高い
2-6.語学学校の授業の質は講師次第
2-7.グループレッスンの非効率さ
おまけ:ダウンタウンから近くなくて良い
- ワーホリでの語学学校にもメリットはある
- まとめ:ワーホリで語学学校に行かないでいい人は、英語学習に専念したい人のみ【友達づくりなら行くべき】
【発見】ワーホリで語学学校に行かなくていい人と、行くべき人とは?
結論、英語学習に専念したい人は行かなくていいです。
語学学校はほぼ遊びの場所です。
逆に、世界中の友達を作りたい人は、絶対に行くべきです。
なぜなら、「英語力は伸び悩んだ代わりに、世界中の友達ができた」という人がほとんどだったため。
しかし、語学学校の選び方で英語力が向上するかどうかの差は開きます。
ワーホリで語学学校に行かないでいいか判断するには、まず比較から
まず自分の条件にあっている語学学校を探しましょう。
それに当てはまるところがなければ、そもそも語学学校に行かなくてOKです。
私は以下の条件に当てはまる語学学校を探しました。
- ダウンタウンから近い
- 駅から徒歩5分以内
- 日本人比率少なめ
- 年齢層が低すぎない
- 真面目に勉強を教えてくれる
- 学費の比較的安いところ
- アクティビティが豊富
- クラス替えの頻度多め
エージェントを利用していたので、条件に近い学校を提案してもらっていました。
逆に紹介されて嫌だなと思ったポイントはこちら。
- ダウンタウンから遠い
- ストリートカー通学
- 日本人比率20%以下(15%が平均)
- オシャレな校舎と見た目を推す
- 学費が高い
ダウンタウンから近い=生活に不自由ないイメージ。地下鉄=電車通学が利便性が高そうだと感じて条件に追加。
学費は「エージェント選びのポイント」の記事に画像付きで内訳を掲載しています。グループ授業でも月10万〜が多く、高めですね。
私は初めての語学学校のため想像ができず、エージェントにおすすめすされるがままに語学学校を選んでしまいました。
ワーホリで語学学校は行かなくていいと思ったデメデメリット
条件にあった語学学校に通ってみて思ったのが、デメリットの多さ。
- 日本人比率の高さ
- アクティビティは必要ない
- 遊びに来た大学生生徒が多い
- クラスを上げてくれない
- 教科書代が高い
- 授業の質は講師次第
- グループレッスンの非効率さ
個人的にはよくない部分も目立ったので、7つのデメリットから順番に解説していきます。
もちろんメリットもあったので、最後にお話しします。
①語学学校の1クラスに対する日本人比率の高さ
私が学校に通い始めた時期は6月の2週目。夏休み前なのに、日本人大量発生中でした。
夏休みシーズンの7月と8月も、1クラス10〜15人中 、7人くらい日本人!
(レベルが下のクラスだったので、上級者クラスはもう少し日本人が少なかったかも)
英語初心者の私にとって日本人がいるのは支えになったと同時に、日本語にかなり甘えてしまいました。
学校によっては日本人比率が15%以上になったら受け入れの制限するところもあるので、ちゃんと調べた方が無難です。

語学学校のアクティビティは必要ない
アクティビティに参加することで、他クラスの生徒と話せるから英語力がのびたり、友達も増えたり楽しいだろうというのが最初のイメージ。
でも実際は、
・アクティビティ自体が適当
・仲良し同士で固まっている
・特別金額が安い訳じゃない
・参加人数のばらつきも多い
現地に着いたら「自由にしてね〜♪」みたいなものが多く、「語学学校のアクティビティとは?」となりました。
それなのに時間制限やルールとかはちょっとあったり…。
良いアクティビティもあったみたいですが、もはや当たりを引けるかどうかの運ゲーに。

という方は、「アクティビティに全力投球!」と謳っている語学学校を事前に調べるのが健全。
私は一人で散歩したり、友達とどこか遊びに行ったりした方が全てが自由で楽しかったです。

遊びに来た大学生生徒が多い
年齢関係なく「We are friends☆」なテンションでしたが、その大学生らしいテンションについていけず、アラサーにとっては肩身の狭い環境でした。
夏休み期間中ということもあり、大学生がより多かったというのも理由の1つ。
私の語学学校は20代後半〜も多いという情報があって選んだため、他の学校に比べたらまだ若者は少ない方。
それえもおまけ感覚で学校に来ていたり、だれている生徒も多く、

という人は語学学校に行かなくて良かったじゃんと感じる可能性大。
語学学校は英語を学ぶ!というよりかは、友達作りを楽しむ場所なんだなと実感しました。
クラスを上げてくれない
これは、学校の制度がいけなかったのと、時期の問題もあり。
テストだけではなく、授業態度や出席率が影響するクラス替え。
私は全部クリアしていたため、先生に

と言ったら、
「NO」
……って。
えええなんでやーーーーー!?
何より1番嫌だったのが、レベルがステイだと同じ授業を2周受けなくてはいけないこと。
嫌すぎて先生に抗議。しかし私の英語力では返り討ちにされ、手紙を書いて渡しました。
高いお金を支払い、クラスを上げられる条件も満たしているにも関わらずステイなら、学校に通う意味ないので不登校になります。
そしたらまさかの、
校長先生に呼び出された/(^o^)\
30分間も面談をした結果、極め付けの一言が、
「上のクラスは人数がいっぱい。君が上のクラスに上がってもついていけるかわからないし、今のクラスにいてほしい。僕たちもビジネスなんだ。」
……なるほどおおおお!
だから条件をクリアしていても、クラスが上がらないと嘆いているメンバーがたくさんいるんだと理解。
これが1番語学学校に行かなくていいし、意味ないなと感じた理由。
校長先生に抗議しまくった結果、クラス上げの条件を追加で出題。
それをクリアしてクラスを上げてもらうも、残りの登校期間が3週間と少なかったので、中途半端に終わりました。
語学学校を決める際は、ルールをしっかり確認すること、入学人数を制限する学校であることが大事だなと実感。
教科書代が痛い
クラスが上がったことにより、1つ上のクラスの教科書を購入することになりましたが…
「え、1冊3,000円…!」
そう、教科書が高すぎ。しかも残りが何日であろうと、クラスが上がれば基本購入必須です。
私は友達から教科書を借りることはできたけど、書き込みができないから不便。
もし語学学校を半年契約していたら、間違いなく追加購入を何冊もしていました。
こういった細かいところも含めて、語学学校は行かなくていいなという気持ちが倍増。
語学学校の授業の質は講師次第
突然の大好きな先生のクラス移動。夏は生徒数が多く臨時の先生が来るのも普通らしい。
その先生が、最悪だった…。
「さぁ生徒たち!ペアでコミュニケーションするのよ!」
そう言い放ったらおしまい。
生徒同士が英会話をしている間は、生徒の話を聞くわけでもなく、座って爪いじりをしていたり…。
なんの勉強にもならなかった。暇すぎて似顔絵描いて遊んでいました。
一回あたりの授業料を計算してみたら、90分9,000円。
10分1,000円の授業を受けているんだと知ったとき、こんな授業にお金と時間を使っているのはもったいないなと痛感しました。
グループレッスンの非効率さ
教え方が上手で、おもしろい授業を提供してくれる先生もたくさんいました。
そんな先生の授業はもちろん楽しかったし、また受けたい!と思ったけれど、グループレッスンの語学学校はもう行きたくないです。
なぜかというと、
・日本人とペアになりがち
・外国人とペアでも英語力の壁で課題が進まない
・1人1人見きれないから間違いをスルーされる
・他の生徒が先に答えを言う(考える余地なし)
・先生に質問したくても、他の生徒対応中
日本人とペアになったらほぼ日本語を話します笑。
大人数クラス(1クラス10人〜15人)の授業で良かったなぁと思うことは、色んな意見が聞けたことくらい。
少人数のクラスになったこともあり、そのときは最高すぎました。
3〜4人のクラスだと上記の問題点は1つも当てはまらなかったし、クラスも一体感があってとても楽しかったから。
つまり、グループレッスンでも少人数ならOK。
少人数クラスにも「我こそは!」と答えをズバズバ言ってしまう人もいたので、マンツーマンレッスンの語学学校にするに越したことはないですね。
おまけ:ダウンタウンから近くなくて良い
ダウンタウンとは、ざっくり言うと栄えている都市。トロント全体図の赤丸部分がダウンタウンです。
地下鉄(サブウェイ)の交通MAPも、赤丸で囲んだ黄色いラインが主にダウンタウン。東京の山手線みたいな感じです。
若者が集まるのが「Dundas(ダンダス)」と「Queen(クイーン)」。
日本でいうイオンのような大型複合施設「CF Toronto Eaton Centre/イートンセンター」(参考記事)があることから、そこで待ち合わせたりします。
ということで、ダウンタウン=「ダンダス」&「クイーン」みたいなイメージがあった中で、私の学校は「St.Clair(セントクレア)」というちょっぴり田舎でした。
イートンセンターまでは徒歩1時間、地下鉄で10分ちょいくらい。決してダウンタウンに近くはない絶妙な距離が、大正解でした。
トロントのダウンタウンは、とってもゴミゴミしています。日本でいうなら渋谷のよう。

という方なら、ダウンタウン近くの語学学校がおすすめです。
ダウンタウン以外だと、賑やかで充実した買い物をできるところはほとんどありません。
でも私は、ダウンタウンが語学学校の最寄り駅だと、体力消耗してやってけないな…と思いました。
毎日渋谷に通学している感覚が想像できなかったからです。
ただ、バイト先はお店の多いダウンタウンに集中しがち。

という人にもダウンタウン近くの語学学校を選ぶのは必須かと思います。
また、ダウンタウンに多くいる一部のホームレスの方に追いかけらたこともあったり、気をつけながら通学・通勤をする必要があります。(慣れますが笑)
ワーホリでの語学学校にもメリットはある
今までデメリットを上げてきましたが、もちろんメリットもあります。
・楽しい
・情報収集できる
・世界中の友達ができる
・ある程度の英語は話せるようになる
ほとんどの人が、渡航後すぐに語学学校に行きますよね。そうすると、自分より最初にいる生徒から様々な情報がもらえます。
世界中の友達ができるのも、語学学校の醍醐味。現地での生活だけでは、世界中の友達を作るのは難しいからです。
まとめ:ワーホリで語学学校に行かないでいい人は、英語学習に専念したい人のみ【友達づくりなら行くべき】
もし英語の学習がメインの場合、語学学校で高いお金出すのはもったいない気がします。
私は語学学校のみでは英語に伸び悩み、オンラインの「DMM英会話」を海外でもときどき利用していました。
安い、マンツーマン、24時間レッスンができるという点は語学学校以上。
以下の記事に詳しくDMM英会話の体験談を書いたので、英語力を伸ばしたい方はどうぞ。
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【英語初心者が体験】DMM英会話で話せるようになる【6つの理由】
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語学学校で得られたものもたくさんありますが、そのほとんどって英語の知識じゃありません。
そこでしか出会えいない人たちと友達になれたことです。
語学学校で出会った世界中の友達は、大切な存在。
だから英語の勉強をしつつ、世界中の友達を作りたい方が語学学校に行くべき人です。
第二言語として英語を学びに来る人が多いため、英語でコミュニケーションが取れる「世界中の友達」ができるのは、語学学校ならでは。
そのためにも、自分にあった後悔しない語学学校選びが重要です。
後悔しない語学学校選びなら、留学エージェントの情報を参考にしましょう。
スマ留はCMで「何より費用が安い」で有名ですね。金額の高い語学学校の費用を抑えるのにもおすすめです。
もちろんカナダ専用エージェントも!
カナダ現地オフィスのある留学エージェント「カナダジャーナル」は心強いです。
デメリットを多く上げましたが、世界中の友達ができたのは語学学校のお陰です。
次ワーホリする際は、しっかり語学学校を選んでまた行きます。
その他のワーホリ お役立ち情報は、下の一覧からどうぞ。
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*カナミん
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